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瑠花自身のヒプノセラピー体験談

ヒプノセラピー

「セラピスト瑠花」の原点の物語

瑠花は誘導催眠の方法として
日本催眠誘導協会のスクリプトを習いました

でも、瑠花が「ヒプノセラピー」を学んだのは
瑠花自身がクライアントとして受けた
ヒプノのセッションの数々だったのです

ここでご紹介する瑠花の体験談には
セラピストとしての瑠花の原点が綴られています!

初体験!グループセッション

何度も繰り返すようですが、過去世や前世は、現代の科学で証明されたものではありません。ここで私がご紹介する「瑠花のヒプノ体験談」も、単なる夢物語なのかもしれません。でもひとつだけ確信をもって言えるのは、その時々の私が癒しのステップを進めるために最も必要なストーリーを、私の潜在意識が見せてくれたということなのです。

さて、ヒプノセラピーに興味津々だったけれど、いきなり1万5千円ものセッション・フィーを払って何も体験できないことが不安だった私は、たまたまネット上を検索していて見つけた、5千円以下で体験できるグループセッションに申し込みました。

グループセッションだったため、リードは、「最初のシーン」→「人生の重要なシーン」→「世を去る時」の3段階のみと、体験には限界もありました。自分以外の登場人物がほとんど出現せず、少年だったはずの私が、晩年は老女になっていたり・・・実に不思議なセッションでした。(エリクソン受講時に同じセッション内で複数の過去世に導かれることがあることを知り、ほぼ同じ頃にオーラ・リーディングしていただいた時に、この少年は幼くして天に召され、老女とは別の人生だったことを確認しました。)

石畳の上に素足で立っている少年。ボーダー柄の服。ロンドンのビル街に夕陽が沈む。少年は叫ぶ・・・「おかあさ~ん!」・・・後日オーラ・リーディングしていただいたところ、この少年は孤児で、このシーンの後あまり長く生きることなく、たくさんの天使に囲まれ笑顔で天に召されたとのことでした。

次のシーンは真暗闇。まわりには人間の存在は全く感じられないけれど、馬小屋だか牛舎に身を隠しているのか、あるいは牢獄だったのか・・・。この時は、男性だったのか女性だったのかも、この後どんな運命を辿ったのかも不明。

そして人生の最後は、老女でした。(いま思えば、その前に見た暗闇シーンとは別の人生だったのかもしれません。)こじんまりとした木と石の質感の薄暗い部屋に、ダークグリーンの瓶があったこと。そしてこのシーンで初めて、自分以外の人物が登場しました。それは幼い少年で、遠い親戚の子供なのか、近所でひろった孤児だったのかはわからないのですが、直接の血縁のない子供で・・・それは半年前に別れた後、2日前に突然戻ってきた、現在の《パートナー》でした。

そして老女の最期の言葉は「次に会う時には、このコを、もっとちゃんと愛したい!」・・・死の瞬間は、キューンと甘酸っぱい悲しみの気持ちでした。

ヒプノセラピーではソウルメイトに会えると聞いてはいたけれど・・・少年が今生のパートナーだったことと、老女の最期の言葉に深く感動し、また、パートナーと再スタートした時にこのセッションを受けた意味を、深く考えさせられたセッションでした。

(2003年12月に受けたセッションより)

セラピスト瑠花の原点へ過去世退行

このセッションで体験した人生は「私は、瑠花」に詳しく書いていますが、あらすじだけ、ここでも再度ご紹介します。

→ スピリチュアル・エッセイ「私は、瑠花」

王子として生まれた私は城を捨て、職人の親方に拾われてアーティストとして若くして成功。ところがある時、評判を聞いたお城のオブジェ制作担当に任命され、自分の素性が知れるのを恐れて、成功を捨て逃亡します。そして森で若者と出会って共同生活をするうちに、美しい少女に恋して町に戻ったけれど、少女を「女」として愛することができず、傷ついた少女は別の男性と結婚。失意の私は再び森に入り、そこで母親ほどの年齢の女性と愛し合い、彼女の手ほどきで薬草の扱いを覚え、彼女の死後はヒーラーとして村の人々に慕われ敬われ、村の人に囲まれ「幸せな人生だった」と言いながら、人生の幕を閉じたのでした。

セッション・ガイドのコーナーに、ソウルメイトは運命の恋人とは限らないと書いたけれど、このセッションには、実に大勢のソウルメイトが登場しました。王子の父である城の王は今生の《父》、母である王妃は今生の《妹》。親方はわからなかったけれど、その妻は今生の《母》で、私は彼女にひそかに思いを寄せていました。森で出会った若者は当時は《親友》だった男性だけれど、今生での学びを終えたのか音信不通。美しい少女は現在の《パートナー》。そして母親ほどの年齢の女性は、なんと今生では私の《守護霊さま》だったのです!!・・・以来、守護霊さまのことを「魔女さま」と呼んでいるのですが・・・

セッションを受けた当時は、両親(特に父)との関係は、決して良好ではありませんでした。また、パートナーが私の外見のみを愛しているのではないかという不満もありました。(いずれも、現在は非常に良好です。)そんな人間関係の背景にあった根本原因を、すべてこの過去世に見た感のあったセッションでした。

同時に、このセッションで見たアーティストの私も、薬草を煮立てかき混ぜる私の姿も、あまりに話ができ過ぎていて、私の意識が好きなストーリーを創作しているのでは?と、ヒプノセラピーそのものを疑ったものでした。

セッションをしてくださったセラピストさんから、事前カウンセリングで「ハイヤーセルフセッション」について説明があり、ハイヤーセルフに聞きたい質問についてヒアリングを受けました。そして、この人生を終えた後に、セラピストさんが事前に打合せた質問を読み上げると、驚いたことに!!私の喉を使って、誰かが確信を持って、質問に答えているのです!!

そのころ人生のすべてに失敗したかのように絶望していた私に、誇りを持って生計を立てられる仕事として 癒しの仕事 に就くように告げたのは、私ではない、私の声でした。そしてバランスをとるために、アーティストとして天然石を使ったアクセサリーを創り続けるよう、同じ声が告げました。

催眠状態から戻った後も2~3日は、潜在意識と繋がりやすいと言われていますが、この日の帰り道で、セッション中にはわからなかった王子の幼少期のニックネームが「ルカ」であったことを思い出し、その時、上からの声が、セラピスト名はその名前をいただき、薬草にちなんで、漢字表記は「花」か「華」の文字を使うように告げました。

私のセッションのひとつの核となっている「バッチ博士のフラワーエッセンス」を学ぶことに決めたのは、このセッションの翌日のことでした。

(2004年3月に受けたセッションより)

親友と夫婦だった直前の前世

ストリート系ダンスに夢中だった頃、数年にわたって、週に5日まるで恋人同士のように会い続けた、女性の親友がいます。2人が共に夢中だったレッスンがなくなり、互いの環境も変わり、もう2年も会っていないけれど、それでも心は変わらず繋がっていることを感じられる、大切な友です。

この日のセッションで私が導かれたのは、1892年のロンドン。母の産道を通りながら、その人が今生の《守護霊さま》である「魔女さま」であることに気づきました。直前の前世では、彼女は私の母でした。

次のシーンは、リビングルーム。暖炉の前に座ってミニカーで遊ぶ少年を優しく見守る父は、現在の《パートナー》。そして夕方になって、ダイニングテーブルを囲む4人家族の妹は、今生の《母》・・・妹は流行病で幼くして亡くなったみたいでしたが・・・。

成長した私は、憧れの空軍パイロットになったけれど、肺を病んで除隊。次のシーンは、郊外の一戸建の家。前庭の芝生では白い犬がはしゃいでいて、その犬は《パートナーのペットのハムスター》で、セッション前日に亡くなったばかり。人間と縁の深い動物は、人間と一緒に転生するんですね!!

この家で私は、ハーバリスト(薬草家)の仕事をしていました。木の机のある書斎。その脇の調剤室。木の棚に並んだ茶色の遮光瓶。妻が作るクリームシチューのにおいを実にリアルに感じました。・・・そして妻は、ダンスのレッスンに共に通い、数年間を常に一緒に過ごした《親友》でした。

シチューのにおいと妻を感じたひとときが、あまりに幸せだったので、この時間にしばらく滞在し書斎と調剤室の空気感にひたった後、このまま最期を見ずにセッションを終了していただくことを選びました。一方的にリードせず、クライアントの自由意思でセッションをガイドしてくださったセラピストさんには、心から感謝しています。

思えば、バッチ博士が生きたのと同時代を、私もハーバリストとして生きたんですね!・・・その感慨と、ミニカーで遊ぶ私の横にたたずんだパートナーの空気感が忘れられず、また、私が フラワーエッセンスを「瑠花のセッション・ルーム」の核とする決意を固めた セッションとなりました。その夜、セラピストさんに御礼のメールを打っていたら、私の名前が ジェレミー だったことを思い出しました。

(2005年2月に受けたセッションより)

ハイヤーセルフが語った真実は・・・

前出のセッションのわずか1カ月後に、同じセラピストさんにセッションしていただきました。それまでヒプノセラピーといったら過去世退行しなきゃツマンナイ!くらいに思ってた私でしたが、この時は、日頃から抱えていた数々の悩みや疑問への答えを自身のハイヤーセルフから聞くのが目的で、4つのジャンルに分類される20を超える質問リストを用意して、セッションを待ちました。

このセッションで最初に導かれたのは、今生に生まれ落ちる前の、中間世でした。この日のセッションの中でも、このパートで体験したことは、私にとって大きな転機となりました。

自分の姿を確認したら「光の玉」でした。そして白い天上の宮殿の階段を昇りつめた祭礼スペースで私を待っていたのは「大いなる光の束」でした。退行催眠状態の私は、それこそが《宇宙》(いわゆる神なる存在)と認識しました。そこで何を話したのかはわかりませんが、ふと隣を見ると、私と同じような「小さな光の玉」が膝まづいていて(足もないのにヘンですが・・・)それが《現在のパートナーの魂》であることがすぐにわかりました。

可笑しな話なのですが、私はその日まで、スピリチュアルな生き方を選ぶことは、プライベートな幸せを放棄することであって、パートナーを失うことだと思い込んでいたのです。その原因は、レイキ・ティーチャーとしての仕事を始めて早々に出会った霊能者の方から聞いた、覚醒にまつわる壮絶な体験談のせいでした。

ちなみに、スピリチュアルに思い切り抵抗してた時に書いたのが、エッセイ「モルダー? それともスカリー? ―信じるということ―」だったのですが・・・。

→ スピリチュアル・エッセイ「モルダー? それともスカリー? ―信じるということ―」

でも、この中間世の体験で出会った《宇宙》は、荘厳であると同時に包み込むような愛のエネルギーに満ち溢れてました。そして隣の光の玉に《パートナーの魂》を見たことで、私が生まれてきた目的はこの魂への愛を全うすることだと知り、すべての不安が一瞬のうちに消え去りました。

この日のセッションは、もうこれだけで目的を果たしたかのようでしたが、ハイヤーセルフは更に、様々なことを私に教えてくれました。

私の悩みのひとつに、私は喉=第5チャクラの課題として「言うべきタイミングを逃してしまう」傾向があるので、それを解放したいというものがありました。

ハイヤーセルフに、その根本原因を見せてくれるようセラピストさんが誘導してくださると、中世の青年騎士だった時代へと導かれました。その青年騎士は、正しいことだったのに言うべきタイミングを誤ったがために、首を刎ねられ処刑されたのでした。その青年は今生の私に向かって「言いたいことは迷わず言ったほうがいい。たとえ間違ってたって殺される時代じゃないんだから!」と、美しい笑顔でメッセージをくださいました。

私のもうひとつの悩みは(上記にも関係があるのですが)パートナーに対して心を開けず、言いたいことを言えないことでした。

この悩みを解放する過去世として、私は、パートナーと最初に出会った過去世へと導かれました。それは衣類として布きれを巻き付けていた時代。私は10歳くらいの狩猟部族の長の娘で、部族抗争の時に仲間からはぐれ追っ手を逃れて洞窟に迷い込んだら、そこに私より2~3歳年上の敵の青年戦士がいて、それが現在の《パートナー》でした。土砂崩れか何かの事故で、私たちはそのまま洞窟に閉じ込められたまま命を落としたのですが・・・。

部族の異なる私たちは、当然ながら言葉も通じず、十分なコミュニケーションができません。でも脅えていた私を、彼は殺すことも犯すこともなく、最期の瞬間まで抱きしめていてくれたのでした。最期の時に感じたのは「次に出会う時は、わかり合える関係で出会いたい!」ということでした。

その後2人の魂は、さまざまなカタチで出会いを繰り返してきたのでした。

私の喉の課題も、パートナーとの関係も、その後すぐに解放されたわけではなかったけれど、この文章を書いている2007年8月現在、どちらも、もはや私の悩みではなくなっています。

そしてセッションの最後に、瑠花のセッション・ルームのマークである《月》の向きについて、ハイヤーセルフに質問しました。その頃、新月と満月のエネルギーに対する私自身の関心が高まってたので、私のマークが、月のエネルギーが弱まる「下弦の三日月」であることが気になって仕方なかったのです。

この質問に対して、私の喉を使ってハイヤーセルフが答えた内容は、私にとって衝撃でした。私が考えてもみなかった答えが用意されていて、私は、ヒプノセラピーによって得られる答えは顕在意識よりはるかに深い、潜在意識から発信されたものであったことを、改めて確信しました。

この時に私が導かれたハイヤーセルフからの答えは、エッセイ「瑠花の月からのメッセージ」にアップしてあります。

→ スピリチュアル・エッセイ「瑠花の月からのメッセージ」

(2005年3月に受けたセッションより)

パートナーとインナーチャイルド

その後ヒプノセラピーのセッションを受けることはなかったのですが、エリクソン催眠誘導 の講座受講にあたって相互に練習セッションをした時に「インナーチャイルド・セッション」を初めて経験し、それは練習セッションの中で最も印象的な体験でした。

誘導された部屋に子供がいることになっているのですが、なかなか子供が見つかりません。さがしたら、男のコが隠れてました。それが私のインナーチャイルドとのこと。セッションでは、大人である私が、そのインナーチャイルドを癒すストーリーが予定されていたはずなのですが・・・。

セラピスト役をしてくださった相互セッションの相手の方が、催眠状態の私に「その子供に話しかけてください」とリードするのですが、私は「子供が苦手なので、どう話しかけていいのかわかりません」と答え、セラピストさんを困惑させました・・・まるで駄々っ子ですよね。

セラピストさんとティーチャーさんが筆談で相談しているうちに、突然、催眠状態の私は「大人の私にはどう話しかけていいかわからないから、同じ年頃の女のコになっていいですか?」と言い出し、そのまま私も子供になってしまいました。

同年代の男のコと女のコは、一緒に手をつないで川へ行き、服を脱いで泳ぐように誘導されたのですが、女のコである私は、ここでもまた素直に服を脱がず、セラピストさんを困惑させます。曰く:「かわいい下着を見せたいから、ハダカにはなりたくないの!」・・・困った子供です。

川で泳ぐことは「トラウマの癒し」を象徴するのですが、川から上がった2人は、よりシンプルな服に着替えてました。スピリチュアルな学びを深めるにつれ、どんどん生き方もファッションもシンプルになっていく私の人生を象徴しているかのようでした。

セッションは、インナーチャイルドに、現在の私が別れを告げ、インナーチャイルドからプレゼントを受け取るのですが、その時になって突然、インナーチャイルドが現在の《パートナー》に変身してしまったのです!・・・そして、別れるのはイヤとゴネていたので「リアルタイムの生活に戻れば会えるんだから!」と説得したら、ミニカー をプレゼントしてくれました。

(2006年?月頃の受講中の相互練習セッションより)

以下は、後日気づいたことなのですが・・・。

直前の前世で、父である《パートナー》に見守られ、ジェレミー少年がミニカーで遊んでいたことを思い出してください。そして今生でも彼は、私によく ミニカー をプレゼントしてくれるのです。

どうやら、リアルタイムのパートナーを癒すことが、そのまま、私自身のインナーチャイルドを癒すことに繋がるらしいことを感じている、今日この頃です。

(2007年8月 記)