スピリチュアル・エッセイ 2004 - #02




モルダー? それともスカリー?
―信じるということ―


「僕が信じる。なぜなら信じない理由がないからだ。」―ご存じ「Xファイル」のFBI捜査官フォックス・モルダー。一方、彼のパートナー、女性FBI捜査官スカリーは、科学で実証できないことを、すべて疑ってかかる。互いを誰より信頼しあっているのに、なかなか男女の一線を超えようとしない、この2人の捜査官の関係が200編を超える「Xファイル」のエピソードの縦軸だったっけ・・・。
実は「Xファイル」は、私がヒプノのセラピーを受けるキッカケのひとつでもある。
第4シーズンのエピソードに、モルダーが事件のヒントが自分の過去世にあることを感じ、ヒプノのセッションを受けるシーンがあった。その時、モルダーが語る。「スカリーが見える。今見てる時代では、スカリーは僕の父だった。・・・たくさんの前世で、スカリーは、いつも僕のそばにいてくれた。いつも親友だった。。。。」(はっきりと覚えていないので、再放送見るチャンスがあったら修正しますね!)
エピソードのテーマより、私にとっては、このヒプノ・セッションが心に残った。
まだ「ソウルメイト」なんて言葉も知らなかったけれど、この時「ソウルメイト」の意味を理解した。私も、自分のソウルメイトを知りたくなった。私の両親は、私がいま愛してる人は、私のソウルメイトなのかしら???

* * *


戻って「Xファイル」。スカリーのアプローチ、スピリチュアルな世界の住人には嫌われがち。「なぜ、最終的には否定できなくなるクセに、最初からモルダーを信じてあげないの?」―彼女が嫌いで「Xファイル」を見るのが苦痛になった友人さえ、いた。
でも私はスカリーのこと、別の捉え方してるんだよね。彼女は、信じる根拠が欲しいから、納得がいくまで科学的に分析するんだ。モルダーが言うから信じるんじゃない。モルダーを信じたいし、他の人にも信じて欲しいから、それを証明するための理由を、科学で証明できることから探してるんだ。
私も、少し、彼女と似ている。
私は、霊感のない「見えない」人。オーラの光る輪郭は見えるけど。時々、自分でもビックリするほどの直感は降りてくるけれど。
時に「見える」人に出会う。私は、彼ら・彼女達を信じる。
どこかの誰かがこう言ってた…だけでは、信じる根拠が十分じゃない。私の知っている<この人>が受け取ったのが<この情報>だったと、出典がハッキリしてるなら、私は信じる。
私、自分の役割は、私と同様「見えないけれど信じたい」仲間に、「見える」方が見た世界を、信じられる根拠を添えてお届けする<掛け橋>になることだと感じてるから。自分が「見えない」からこそ、より深く伝えられる部分って、きっとあるはずだから!
2004年6月26日